ホームページを使ったWeb集客方法をわかりやすく解説



Web集客・もくじ
  1. 基本的なWeb集客の流れ
  2. ホームページの問合せ率をアップさせる方法
  3. 適正な問合わせ率はどれくらい?
  4. ホームページに多くの訪問者を集める方法
  5. Web集客に必須のツール
  6. 月間・問合せ回数別 Web集客

  7. SEOでの集客について具体的に解説

執筆者:滝口健太郎
Webコンサルタント Webデザイナー


■基本的なWeb集客の流れ


まずはじめに、どんな業種にも共通する、Web集客の流れを簡単に見てみましょう。

(1)ホームページの問い合わせ率,成約率を上げる→(2)ホームページに多くのアクセスを集める

基本的にどの業種でも、集客を成功させるためにやるべきことは上記の2つのみです。

集客がうまくいっていない場合は、例外なくこの2つのどちらか、もしくは両方に問題があります。

「集客」と聞くと一般的には、⑵のアクセスを集めることばかりを思い浮かべがちですが、その前に⑴ホームページの問い合わせ率を可能な限り高くしておく必要があります。ここがあおろそかになっているとアクセスが集まっているのに問い合わせや申し込みが全然来ないということになってしまいます。(そういうケースがかなり多くあります。)

ですから、順序はあくまでも、成約率や問合せ率を高めることから始めるべきということになります。

というわけで、Web集客は、以上2つのうちどこに問題があるのかを見極めるところからはじまります。

それでは、各パートを少し掘り下げて解説してみましょう。
⑴ホームページの成約率・問合せ率をアップさせる方法

これは、言い換えるなら、訪問者がホームページから問い合わせなどのアクションを、極力起こしやすくするということです。

これには当然、自社サービスのメリットを伝えたり、自社の実績等をうたって信頼性を高めたりと、ホームページの内容を充実させることも必要です。(内容面の強化)

ですが、それ以前に、そもそも問い合わせフォームがどこにあるのかわからなかったり、どうやって申し込めばいいのか説明不足でわかりにくかったりとといった、サイトの機能的な不具合を極力なくし、訪問者にストレスをかけない状態にする必要があります。(機能面の最適化)

それから、ホームページがスマホに対応していなかったり、どことなくサイトの見た目が問合せしにくい雰囲気になっていたりといった問題も、改善するポイントとして意外に多くあります。(デザイン面の改善)


これらサイトの内容面、機能面、デザイン面のいずれかがおろそかになっていると、たとえ⑵で多くのアクセスを呼び込んだとしても、問い合わせや申し込みが来にくい状態となってしまうわけです。

当たり前な話ですが、仮に「問い合わせ率」が1%のサイトであれば1件の問い合わせをもらうのに100人の訪問者が必要ということになりますが、問い合わせ率0.1%のサイトでは同じ1件の問い合わせをもらうのに、十倍(1000人)のアクセスが必要になってしまい、もし問い合わせ率が0%のサイトであれば、いくら人を集めても問い合わせはまったく来ないことになります。

ですから、訪問者を増やす前に、まずやっておかなければならないのがこの「⑴ホームページの成約率・問い合わせ率をアップさせる」施策なのです。
■適正な問合せ率は?

問合せ率についてふれたついでに、私の経験から、ホームページからの問合せ率がどれぐらいあれば合格ラインか、という目安を掲げておきましょう。

結論から言うと、0.5〜1%ぐらいが合格ラインの目安といえます。(あくまでもあらゆる業種の条件をおしなべての目安です)

この0.5〜1%を基準に、一件の売上単価が高い業種や、月額料金が定期的に発生するようなサービスなどはもう少し低くなり、逆に売上単価が安い業種や、健康問題など、サービスに緊急性のある業種などでは1.5〜2%ほどの問合せ率になるといった水準が合格ラインになります。

上にも書きましたが、問合せ率1%とは、100人の訪問者につき一件の問合せということになりますので、目安として、100〜200人の訪問者につき一件の問合せがあればまずまずと言えるでしょう。

そして、サイトの細部をさらに見直して改善することによって、それ以上を目指すことが可能となります。


また、このように、ネットでの集客ができているかどうかは、問い合わせや申し込み、成約がどれぐらいのアクセスで1件取れるかという指標(これを専門用語ではコンバージョン率といいます)により数値化して計測するという点も知っておくと良いでしょう。

⑵ホームページに多くのアクセスを集める方法

では次に、ネット集客の第二段階、アクセスを集める方法を解説します。

アクセスを集める方法はいくつもありますが、王道的な方法として、まずなんといっても「検索エンジンからの集客」があります。

検索エンジン(主にGoogle)からの集客はどの業種にも通じる手法で、ネット集客を行う上ではまず避けては通れない道です。

その理由としては、利用者数が他のSNSやプラットフォームに比べて桁違いに多く、またそれなりに購買意欲の高い層が利用しているためです。

それから、その他の集客方法として、TwitterやFacebook、InstagramなどのSNS、YouTubeやAmazon、業種ごとに特化したプラットフォーム等を利用した方法があります。(各種有料広告を含む)

ホームページに多くのアクセスを集める方法


それではそれぞれについて簡単に解説しましょう。

■検索エンジン(Google)からの集客方法


検索エンジン(Google)からの集客は、無料で行うSEOと、有料で行うPPC広告があります。

以下のように、検索画面の上部(下部に出る場合もある)に「広告」の文字が表示されているのがPPC広告(Google広告)、「広告」のマークがないものが純粋な検索結果です。



・検索結果の上位表示を目指すSEO
SEOとは、より多くの訪問者を呼び込むために、検索結果の上位に自社サイトを表示する手法をいいます。

これは、Googleのアルゴリズムが順位を決めるかたちで自然に表示されるものなので、自然検索オーガニック検索などと呼ばれることがあります。

ちなみに、現在、主要な検索エンジンはGoogleとYahoo!ですが、Yahoo!の検索エンジンはGoogleのアルゴリズムを借りて運用されていますので、事実上Googleの検索エンジンが独占状態ということになっています。ですから、SEO=Googleの検索結果での上位表示と考えていただいてOKです。

SEOの目安としては、特定のキーワードで検索された際に検索結果の10位以内(1ページ目)を目指して施策を行います。

SEOのメリットは、無料で行えることや、成功すると莫大な訪問者を集めることができる点で、デメリットは、結果を出すためには最低でも2、3月以上の時間を要することや、競合との競争に勝たなければならない点が挙げられます。

また、昨今のGoogle検索エンジンの傾向から、サイトの内容の充実化を相当なレベルまで行わなければならないことから、記事を書いたりなど一定のコンテンツをサイト内に作る必要があり、それ相応の手間がかかる点も特徴です。

時間と手間がかかるが、成功した時のインパクトが大きいのがSEOの特徴になります。

SEOによる集客について、詳しくはこちら



・検索上位に有料で表示するPPC広告
PPC広告は、自然検索の検索結果の上下に設けられら特定枠に、通常の検索結果に紛れる形で表示される広告をいいます。

検索結果のなかに、一見検索結果と変わらない形式で表示されているものの、よく見ると「広告」という表示がついているものがPPC広告ということになります。

PPC広告の課金システムは、特定のキーワードに対して、1クリックにつき50円、100円といった単価をキーワードごとに設定する「クリック課金」システムです。

メリットとしては、すぐに結果が出て集客できるところで、デメリットとしてはキーワードや単価の設定が難しいとことや、それらを誤ると損失が出てしまう恐れがある点です。

また、競合が多ければ多いほど単価が釣り上がるシステムであることから、広告費がかさむ恐れがあるのもPPC広告の難しさでもあります。


以上のような特徴があるSEOとPPC広告ですが、一般的には、時間と手間をかけてSEOをやりながら自然検索の順位を上げていき、SEOの効果が出るまでの補助としてPPC広告を打ちます。
資金に余裕があったり、利益が出るラインを完全に読めている場合には、SEOが成功してからもPPC広告をかけ続けます。

SEOのやり方とPPC広告の出し方のいずれにもノウハウがあり、適切に行うことで爆発的な集客力を発揮することができます。

■SNS・プラットフォーム等からの集客方法


SNSからの集客の基本構造は、各SNSごとにアカウントを開設し、そのSNSの利用者と交流し自社に興味を持ってもらって、WEBサイトに来てもらうという流れで行います。

SNSやプラットフォームごとの利用者の属性や、ニーズの種類などを把握して、適切な情報発信を行う必要があります。

まず、どんなSNSやプラットフォーム等にも共通する注意事項から見ていきましょう。


【共通する注意事項】
●「情報発信」ということを理解する
まず、どんなサービスを利用するにしても共通することは、それらを利用して「情報発信」を行うということです。

どんなSNS、プラットフォームを使うにしても、それらを利用してご自分の事業に関する、ご自分のターゲット層の人々に対して何らかの価値ある情報を発信しなければならないということです。

ですから、今日どんな食事をしたとか、どこに遊びに行ったとか、そういった個人的なことを発信するものではないということをまず理解しましょう。

●自分に向いたものを選ぶ
次に、SNS等を利用する集客には、それ相応の時間がかかります。1週間や2週間で結果が出ることは稀です。

ですから、事業者の方がご自分に向いていないことをやるとなると、非常に苦痛な作業となり、結果的に中断してしまうことになります。

途中から更新されていないTwitterやFacebookが放置されていると、もう営業していないようなネガティブな印象を与えて問合せ率を下げることにもつながります。

ですから、ご自分に合ったもので、長く続けられるものを選ぶ必要があります。

もし、自分にはSNSなどが向いていないと思うのであれば、SEOやPPC広告をメインにSNSなどは利用しないという方向性でも問題ありません。

●成功のカギは、そのSNS等に馴染むこと
成功のカギとしては、それらをやろうとしている方ご自身が、そのSNS等に馴染んでいる必要があります。

例えば、YouTubeであれば、いろいろなYouTube動画を見漁って、場の雰囲気をよく知っている必要があります。

その感覚がないと、どうしても場違いなことになりやすく、結果が出ないということにつながります。

また、その感覚は、いくら人に説明されてもわからないものなので、ご自分でやって見る以外に知る方法がないものでもあります。

ですから、今までそのSNS等を使ったことがないのであれば、しばらくそのSNS等を利用してみて慣れる必要があるでしょう。

逆にいいますと、すでに馴染んでいるSNS等であれば、爆発的に自社サイトへアクセスを呼び込める可能性があります。


以上を踏まえて各SNS、プラットフォームの特徴を見ていきましょう。


#YouTube
顔出しをするしないはどちらでも構いませんが、とにかくエンターテイメント性や実用性の高い動画を投稿して視聴者を集める必要があります。

昨今、老若男女、幅広い層に利用されるようになり、様々な業種で集客に利用されています。

利用は基本的に無料ですが、有料でYouTube内に広告を出すという集客方法もあります。

#Twitter
Youtube同様、ツイートから関係性を構築した他の利用者を自社サイトに誘導することで集客につなげます。

こちらもやはり、ただ単に自社のアピールのようなツイートをしているだけではダメで、ターゲット層の役に立つ情報を流したり、エンターテイメント性を持たせるなどしなければなりません。

他のSNS等に比べ、拡散力が桁違いに高いという特徴があります。

Twitterにも有料広告が出せます。

#Facebook
こちらもやはり自社のFacebookページを設けることで、Facebookユーザー向けに、シェアやいいね、コメントがしたくなる実用性やエンターテイメント性のある投稿を定期的に行って集客します。

Facebookにも広告機能があり、これは特定の属性のユーザー(例えば特定の性別、年齢層、職業、役職、趣味、住まいの地域など)に相手を限定して広告を配信することができます。

#LINE@
LINE@は、ビジネス向けのLINEアカウントです。

こちらはホームページへのアクセス数アップではなく、問合せ率をアップさせるために使用されます。
ホームページにLINE@のアカウントへのリンクを貼っておき、友達登録してもらうことで、LINEユーザーの見込み客が気軽にLINE感覚で問合せることができるようになります。

つまり、問合せの敷居が低くなるというわけです。

既存のお客さんのリピート率を上げるのにも役立ちます。

ただし、LINE@は無料でも使えますが、ある程度使いこなすには月額五千円ほどの費用がかかります。
また、そもそもLINE@はLINEからホームページにアクセスを流すことには使えず、むしろホームページから一度LINE@のアカウントに飛んでもらうことになるので、アクセス数を増やす用途に使うものではありません。
あくまでも問合せ率や予約率のアップのためのツールになります。

#Instagram
Instagramは主に写真をアップすることで集客につなげます。

どちらかというと若い層の利用者が多いSNSで、写真のビジュアルでサービスや商品の魅力を伝えることができる業種向きで、飲食店や美容室などでは欠かせないSNSとなっています。

コツコツ投稿し続ける必要があります。

#Amazon
Amazonは世界最大の物販プラットフォームです。

顧客層の購買意欲が高く、こちらも老若男女幅広い層に利用されています。

ホームページに誘導する集客には、電子書籍の出版が有効で、出版には一切費用がかからないことも特徴の一つです。

特殊なノウハウや固有の考えを有している場合に特に有効です。ある程度の権威性も手に入ります。

#その他のWebメディア・口コミサイト ほか
各業種ごとに存在するネット上のメディアや口コミサイトなどの利用も有効です。

ただし、中には有料のものや、ホームページへのリンクが貼れないものなどもあるため、利用はよく見極める必要があります。

ある程度どの業種でも有用なサービスの一つに、Googleマイビジネスがあります。無料で利用でき、集客力もそれなりに高いので、とくに、店舗系のビジネスでは登録が必須と言えます。


また、それぞれの業種に特化したメディアなどには広告枠があるところがあり、そういった枠を有料で利用するという手もあります。

■Web集客に必須の2つのツール


以下の2つのツールはWeb集客には欠かせないものになります。いずれも無料ツールでネット上で使えますのでまだ利用されていない方はすぐにでもアカウントを取得して利用することをお勧めします。

このツールがないと問合せ率などの数値がどれほど変動したのかを計測できないので、必須のツールになります。

・Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは、サイトの解析ツールで、これまで解説したような月間訪問者数や問い合わせ率(ユーザー数・ページビュー数・コンバージョン率等)を図る上で欠かせないツールとなっています。

・Google Search Console

サーチコンソールは、どのようなキーワードで検索に引っかかっていて、何回表示され、そのうちどれだけの人がクリックしてアクセスにつながっているのかや、キーワードごとの検索順位の変遷などのデータが得られます。

また、ページを更新した場合に検索エンジンに通知することですぐに検索結果に反映してもらったり、検索エンジンからペナルティのお知らせが届いたりなどの機能があり、Google上で正常に機能しているかどうかも確認できます。

■月間・問合せ回数別 Web集客


では次に、希望する問合せ・申し込み回数別に、どれぐらいの施策が必要かを見ていきたいと思います。

ちなみに、問い合わせや申し込みの目安は、「適正な問合せ率」を解説した時と同様あくまでも平均的なもので、業種によってはこの限りではありません。特に建設業などの売上単価が大きい業種ではもっと少なくなります。

■月間1〜5件ほどの集客を目指す場合
ホームページに最低限の情報を過不足なく掲載して、それなりに問合わせ率が高い状態で、さらにSEO対策を十分に施した集客用のページを1〜5ページほど追加し、サイトを拡張します。(⇒「集客用のページ」について、詳しくはこちら

これらのページをSEOで上位表示させることで、ホームページへのアクセスの流入経路を増やし、1日10〜30人ほどのアクセスを増やすことで問合わせも増加させます。

ポイントは、どんなキーワードを狙ってどんな記事を書くかです。

記事を追加する方法以外では、月間1〜5件の問合わせ規模であればPPC広告だけでも十分に可能です。PPC広告のポイントも、やはりどんなキーワードを狙ってどんな文言の広告を打つかにかかっています。

この規模の集客であれば、SNSなどの利用も必要ありません。
■月間10件ほどの集客を目指す場合
こちらもやはりホームページをしっかりと作り込んだ状態で、ターゲット層が検索しているキーワードを狙って、10ページほど集客用の記事を作成しサイトのページ数を増やします。 (⇒「集客用のページ」について、詳しくはこちら


これによってアクセスを1日80〜100人ほど増やします。やはり、ポイントは、どんなキーワードを狙ってどんな記事を書くかということになります。

PPC広告だけでも可能といえば可能ですが、この規模のアクセスを呼び込むには結構な費用がかかります。ですので、やはり、PPC広告を打つ場合でも、SEOにより上位表示をするためのページ数を増やす必要があるでしょう。

PPC広告とSEOを併用する場合には、作成する記事は10ページも必要ないかもしれません。

また、YouTubeやTwitterなど、業種にあったSNS等を併用しても集客が楽になるでしょう。
■月間20件以上の集客を目指す場合
20件以上の集客を目指すには、上記で解説したような拡張する集客用のページ数を20ページ、30ページ、40ページと増やしていくことで上限なく可能になります。(⇒「集客用のページ」について、詳しくはこちら
もちろんどんなキーワードを狙うか、どんな記事を書くかという部分に依存しますが、とにかく見込み客がサイトに入ってくる入り口をどんどんと増やすことで、アクセスを流し込んでいけば可能です。

また、さらにSNS等を利用して拡散させるという手もあります。

業種によっては、サイトに記事を増やすのではなく、YouTubeなどのSNSの利用が向いている場合もありますが、一般的にはサイトのページ数を増やす上記手法が一番有効です。

また、ページを100ページ、200ページ規模で増やす場合は、管理をしやすくするため、自社サイトとは別にオウンドメディアと呼ばれるブログシステム(WordPress)を用いた自社メディアを作り、そちらから自社サイトに誘導するという手法もあります。(この手法をコンテンツマーケティングといいます)


当社では、上述の集客用ページをサイトに増設するお手伝いを行なっています。

キーワードの選定から、記事の書き方まで詳しいやり方についてはこちらからお問い合わせください。





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